年末コンクール雑感

今年もあとわずか。今年も多くの学生、教え子が様々なコンクールに参加させていただきました。関係者の皆様には心から感謝しております。 今年も韓国チェジュ島のコンクールや、宇都宮のコンセールマロニエ21、日本トロンボーン協会コンクール、関西トロンボーン協会コンクールなど、コンクールのためのレッスンをたくさんさせてもらった。私の立場は審査員をさせてもらう側でもあり、コンテスタント(競技者、出場者)を指導すると言う立場でもある。入選や優勝を狙えるレベルのコンテスタントをたくさん育てて送り込むのが私の責任重大な役割と言うのは自覚しているけど、これがなかなか難しい。 それぞれのコンクールでは、様々な立場の審… 続きを読む年末コンクール雑感

レッスンと自分の仕事

先日家の断捨離をしていた時に、若い頃のバインダー式システム手帳の使用済みリフィルが大量に出てきた。予定を書き込んだページも多かったが、レッスンの気付きをメモしたページに目が止まった。 当時のレッスンのお相手は、今ではもう立派な40〜50代の皆さんですね。読んでみると自分もずいぶん若かったなと言う書き方と内容。しかし、細かい文字でビッシリ書き留められていたメモは、今でも気付きの方向性としては何も変わっておらず、経験不足ながらも、ちゃんと生徒さんのことを見ようとしていたんだなと、ある種安心した気持ちと、今もそれほど進歩がないなと言う多少の落胆と入り混じった複雑な気持ちになった。 そう言えばレッスン… 続きを読むレッスンと自分の仕事

ソルフェージュとトロンボーン

学生や受験生のレッスンをしていて気がついたことの記録です。あくまで記録が目的で、誰かを晒したり批判的なことを書くことが目的ではありません。 随分前の学生のレッスン時に、その学生が持っていた課題に対して深掘りしながら話をした時に、音符を見てどのようなプロセスで音を出すのか聞いてみたくなった話。 普通に考えると「音符を見て階名で音程を認識し、リズムや音価を判断して心の中で音程付きで歌い、あとは右手が適切なポジションに移動して、歌ったような音を出す」みたいなものかと思うのだが、その学生は「音符を見たらまず音そのものが頭に浮かび、それを聴音して音名を認識してから音を出す」ような話だったと思う。少し複雑… 続きを読むソルフェージュとトロンボーン