古賀慎治
トロンボーン奏者 東京藝術大学音楽学部教授
新日本フィルハーモニー交響楽団契約首席奏者
佐賀県佐賀市出身
佐賀市立勧興小学校、佐賀市立成章中学校、佐賀県立佐賀西高等学校、東京藝術大学音楽学部卒業。
新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団を経て現職。
勧興小学校4年時、佐賀国体に向けて発足したトランペット鼓隊、のち金管バンドでトランペットを始めた。成章中学校入学と同時に吹奏楽部に入部、トロンボーンに転向。佐賀国体開会式で演奏。その後佐賀西高等学校、東京藝術大学へ進学。1986年東京藝術大学卒業。1987年新日本フィルハーモニー交響楽団に副首席奏者として入団、1997年4月より首席奏者を務める。2000年1月東京都交響楽団に移籍。2012年3月退団。同年4月より東京藝術大学音楽学部准教授、2021年4月より教授職を拝命。2021年1月より新日本フィルハーモニー交響楽団契約首席奏者となる。
トロンボーンを三好隆三、故永濱幸雄、神谷 敏、故アロイス・バンブーラの先生方に師事。そのほかにミシェル・ベッケ、クリスチャン・リンドバーグ両氏の公開講座でレッスンを受ける。
1983年東京文化会館推薦音楽会オーディションに合格。1985年藝大モーニングコンサートに出演。1985年第2回日本管打楽器コンクール トロンボーン部門第1位受賞。1986年ヤマハ管楽器新人演奏会金管楽器部門出演。1987年プラハの春国際音楽コンクール トロンボーン部門ファイナリスト及びディプロマ賞受賞。1987年佐賀県音楽協会新人賞受賞。1995年旧奏楽堂、翌1996年佐賀市文化会館にてリサイタルを開催。2001年NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。2019年from Dシリーズリサイタル出演。
2015年第32回、2018年第35回、及び2023年第38回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門の審査委員長を務める。
東京メトロポリタントロンボーンカルテット、4 Bone LinesのCDにメンバーとして参加。
これまでに東京藝大管弦楽研究部(現 藝フィル)、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京アカデミック・ウインドオーケストラ、日本大学芸術学部音楽学科ウインドオーケストラ、尚美学園大学ウインドフィルハーモニー、東京藝大チェンバーオーケストラ、慶應大学応援指導部吹奏楽団、佐賀県立有田工業高校吹奏楽部、佐賀龍谷高校吹奏楽部、福岡OBフィルハーモニー・オーケストラ、埼玉県立松山女子高校吹奏楽部、埼玉県立入間向陽高校吹奏楽部、鳥取市シティバンドフェスティバル合同バンド、ほかとソリストとして協演。
過去には千葉大学管弦楽団、亜細亜大学吹奏楽団、信州大学交響楽団、早稲田大学交響楽団、埼玉県立松山女子高校吹奏楽部、埼玉県立入間向陽高校吹奏楽部ほかのトレーナーを務めた。
現在、東京藝術大学音楽学部教授、新日本フィルハーモニー交響楽団契約首席トロンボーン奏者、日本大学芸術学部音楽学科講師、ドルチェミュージックアカデミー講師、東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部トレーナー。
日本管楽芸術学会会員、日本トロンボーン協会常任理事。新日本フィルハーモニー交響楽団及び東京都交響楽団団友。
■使用楽器
・GREENHOE GB4-1G (2021年)
・V.BACH 42GB Thayer Valve コンパチブル仕様改(1983年頃)
・V.BACH 42B GL ベルのみコンパチブル(1978年)
・Joachim Pfretzschner Alto Trombone、
・YAMAHA YBL-835 Bass Trombone(2025年)
・C.G.CONN Vintage One 1FR Flugelhorn、
■使用マウスピース
・Tenor / willie’s SK 5S χ、willie’s aquarius5、WHF、
・Alto / CONN 7C、willie’s SK 7C、willie’s W3 SK 7C、
・Bass / V.BACH 1 1/2 G
・Flugelhorn / willie’s SK 7F