気に入っている曲を毎回1曲について何かを語るシリーズの第1回目。私個人の私的な感想を書きます。
https://youtu.be/UOVGMa4GWpc?si=svZ71lXJAgF5JDK1
ノーマン・キャンドラーと言う指揮者、アレンジャーによって録音された、あまりにも有名な旋律の編曲作品。キャンドラーはwikiによればドイツ人でギタリスト。マジック・ストリングスと名付けられたこの楽団はミュンヘン放送管弦楽団のピックアップメンバーによる、ヴァイオリンだけで48名と言う80人規模の大編成のストリングスオーケストラとのこと。
この曲なぜ知ったかと言うと、佐賀に住んでいた頃、テレビ西日本の深夜の天気予報のバックで流れる音楽で、演奏者も曲目も何も分からず毎日のように耳にした音楽だった。曲目や演奏者を知ったのは、だいぶ後になってから、おそらく東京FMの「ジェットストリーム」あたりで聴いて知ったのだと思う。メロディラインがアレンジされていて、私はアメージング・グレースのメロディという認識がなく、脳裏に繰り返し刻み込まれた音楽だった。
冒頭から流れるギターのストロークがとても印象的で、弦楽アンサンブルとすごく良くフィットしている。また低弦の伴奏に乗ったヴァイオリン群の雄大なスケールのメロディが、一般的なアメージンググレースのイメージとはまるで違っていて、アレンジャーの音楽が強烈に伝わってくる名演奏だと思う。印象的なギターと雄大なスケール感の演奏は、この楽団ならではのものと言うのが、wikiを見て理解できた。
実を言うと、テレビの番組、特に私の若かりし頃の地方局の天気予報とかのBGMで印象深かった曲というのは他にもあって、いずれ記事にしようと思うが、こうしてYouTubeで引用できると言うのは、記事にしやすくてなかなか良い。
今は、気になっていた曲は可能な限り音源を購入して、WALKMANに入れて聴いている。LPレコードで聴きたいのは山々だが、今の住環境はそれを許さない。iTunes-iPod classicがAppleに見捨てられた今となっては、WALKMANがとても頼りになっている。
Apple Musicには加入しているが、相変わらずなかなか馴染めない。このノーマン・キャンドラー・マジック・ストリングスも、簡単には検索にヒットしなかったが、探してみたら音源は一通り揃っているので、聴きたい方はそちらもどうぞ。