KOPPRASCH No.5

Allegro vivace、3度のインターバルを用いたスラーの練習曲。

KOPPRASCHのエチュードの柱は、スケール、アルペジオ、さまざまなアーティキュレーションだと思うのだけど、この曲になってはじめて全部がテーブルに乗ったという感じ。

アーティキュレーション、特にスラーに関しては、三好先生のところで、特に念入りに、長い時間かけて繰り返しレッスンしていただいた部分で、自分でも大いにこだわりがある。スラーの丸いニュアンスの出し方や、特に後ろの音の音程感を出すための長さとか処理の仕方とか。

とはいえ、今の私には理解できている事柄だけど、高校生当時の私には、頭では多少分かっても、実践できないことが多々あり、三好先生には高校3年の受験前まで、ずっと同じことを繰り返し繰り返し指導していただいた。私は思い余って「自分は進歩がないのでしょうか?」みたいなことを質問してしまったと思う。

KOPPRASCHを通じていろんなことを思い出して書けるものだなと、ちょっと驚いています。続きはまた気が向いた時に書きます。なかなか定期的に書けなくてすみません。

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